お久しぶりのNews更新、色彩作家の内藤麻美子です。
唐招提寺さんで毎年5月に行われているうちわまき。
鎌倉時代の中興の高僧、覚盛(かくじょう)上人の遺徳をしのぶ法要で「自分の血を与えるのも菩薩行である」と、蚊をうちわで追い払うよう戒めたという覚盛上人の故事から、その徳をたたえ、うちわを供えたことが始まりです。私は今年もご縁をいただき、ハート形の宝扇を奉納させていただきました。今年で3度目になります。
コロナの影響で、うちわまきは関係者のみで行われたそうですが、例年だと500名もの参加者さんに、うちわをまくそうで、来年はぜひ参加してみたいです。
病魔退散や魔除けとなるよう、内側から湧き出てくる、自己を守るパワーを彩りました。