こんにちは 色彩作家の内藤麻美子です。
師走って本当に走り去っていく感じですね。でもそんな雰囲気も嫌いじゃない、、
アトリエ大掃除ができないまま、
今は、年内締め切りのご依頼と、新年にむけてのお仕事をしております。。
さてさて、12月の始めに
社会人のための新型アートカレッジ、大阪藝術学舎で色彩講座を行ってきました。
学舎長さんは、千住博さんなんですね、、
今回は「感性を活かした色彩演習」ということで、
2日間9:00〜18:00までという土日集中型演習、
決して安いとは言えない受講料、、受講生の皆さんに満足してもらえるように
試行錯誤して望みました。
↑まず班ごとに、ウォーミングアップとして、
感情を言葉に書き出してもらって、種類別にわけてもらうという、
”思考や感情を言語化する”エクササイズを行いました。
↑次に様々な紙や技法、メディウムや画材を使って自由に実験的に色彩表現のピースを作ってもらう
エクササイズを行いました。
↑次に、自分の感覚器官で感じたものを言語化、具象化してもらう感覚エクササイズを
(共通の香りを嗅いで、食べ物を味わい、曲を聞いてもらいました。)
↑エクササイズで感じたことから発展させて、1日目の課題を制作、、
↑それぞれの課題や目標を個別に相談しつつ、
2日目はエクササイズを発展させて
自分が感じた印象的な出来事を、色彩表現する
という最終課題を、制作してもらいました。
受講生の皆さんは、本当にすごい集中力で、講評前は、頭から湯気がでた後のような
力を出し切られた様子でした。
前回に引き続き、アシスタントを務めてくれた林君も、私も、
沢山の想いと色と向かいあって 少し目がまわりそうでした。
最後は、みんなで1、2日目の課題を発表していく合評会を行いました。
それぞれの想いがこもった素晴らしいものでした。
受講生の皆さんの、やり切った感がある笑顔を観る事ができて良かったです。
最終的には6つの正方形のピースと、和紙を水張りした作品が出来上がりました。
プロセスを踏んでいけば、誰もが自分自身に集中して、自分だけの作品が作れる、
アートとヒーリングのダイレクトな繫がり、手応え、意義を感じた講座でした!
受講生の皆さま 濃い時間をありがとうございます。
その後の制作活動に繋がっていることを願います/
(お写真がNGの方がいらっしゃいましたらお知らせください)
京都造形芸術大学の皆さま、学舎のスタッフの皆さま、上羽絵惣株式会社の皆さま
林氏、今回も沢山ありがとうございました!