こんにちは 色彩作家の内藤麻美子です。
朝晩は、だいぶ涼しくなってきました! 夏の終わりを寂しく思うことは、
あまり ありません。 嬉しいです。
日々のメモの更新をします。
夏、、そういえば、棚からぼたもち的に、2週間程 海外に行けるかもしれないという話があり、「予定を調整して、それまでにこれをやって〜」などと、想像して心が踊っていた時期がありました。
その話は都合によって 無くなって 残念だったのですが、想像している時の幸せ感が 笑ってしまう程強く、その時間は現実のものだったので、目標を楽しみにすることによって 今を 過ごすパワーがモコモコ出てくることを体感した面白い出来事でした。
人の思考って面白いです。
結局 この夏 仕事や作業も重なり 遠出は出来ませんでしたが、色々と素敵な体験をしました。今宮神社近くにある 陶々舎さんのお茶会に伺いました。
日常にお茶がある家として、3人のお茶人が町家で暮らしている場で
伝統も学んで ふまえて、楽しみながら 新しい感覚で、お茶会や、聞き茶、書道などさまざまな催しをされています。
ろうそくの明かり、台風の前の夜風、風鈴の音の中でお茶とお菓子をいただきながらその時集った人と話をする。
一期一会という言葉について、、つい忘れてしまうけど、すごく大切 ということを改めて感じた日でした。
(一期一会(いちごいちえ)ー茶道に由来することわざで、『あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。
だから、この一瞬を大切に思い、誠意をつくしましょう』と言う意味。)
色の交わりにも同じ事が言えて、そのときの水、膠の加減、空気、の関係で同じ色を使って似たものは出来ても、
全く同じ混ざり方にはなりません。
色は誰もが創れるものだけど、自分が定義することで、自分の表現となる。
色から日々 学んでいます。
お茶会の後の宴
革小物とカバンデザイナーの大谷敏子さんと
最後に最近 クライアントさんに納品した色彩画の写真を。
今この絵を使った商品が作られている途中だと思うのですが、
どんな出来上がりになるのか、私も楽しみです。