大変ご無沙汰しております。
想いや感情を彩る、色彩作家の内藤麻美子です。
FBやインスタグラムは定期的にアップしているものの、
このところ、ブログを置き去りにしてしまっていました。
気づけば、もう年末。大晦日です。
2015年が終ってしまう前に、少しだけ更新作業をと思います。
11月に上賀茂神社で行われた双葉葵展に参加しました。
双葉葵展とは京都の伝統産業をになう匠たちが新たなるものづくりに挑戦する展覧会で、
1400年の伝統をもつ葵祭に使われる双葉葵の再生・保存をするためのプロジェクトです。
いつもお世話になっている、表具師さんにお声かけいただき、
コラボレーション作品として、屏風を制作し、展示させていただきました。
タイトルは、「あふひ色屏風」
大切なものと巡り会い、繋がっていく色という想いをこめて
葵のモチーフからパターンをつくり、それを元に彩りました。
展示の終わりには、笙の演奏が。。
展示会全体の写真をとりそびれてしまいましたが、
絵画や彫刻、工芸作品、など様々なジャンルの方が、双葉葵をテーマに作品を
作られていて、興味深かったです。
当日は生憎の雨だったのですが、上賀茂神社の凛とした、
独特の雰囲気を楽しませていただきました。
パターンを作りましたが、ノリぶせや型抜きは行っておらず、ひと模様ずつ着彩しています。
今回は形やパターンにフォーカスできた試みで、良かったと思います。
今後は、もう少し形から離れて、色彩と言葉の繫がりを重視して作品を作って行こうと思っています。
関係者のみなさま、ご来場いただいたみなさま、貴重な機会をありがとうございました!