先日ご依頼いただいて、結婚式のウェルカムボードとその後、
新居に飾っていただく色彩画を制作しました。
基本的に色彩画には文字は入れないのですが、
今回はオーダーにそって、文字部分を抜きました。
新婦のeちゃんに似合う 可愛らしい色合いと、
これから続いていく良き生活を願って彩りました。
制作過程はこちら↓
一筆一筆、お祝いの気持ちで画面を埋めて行きます。
お二人の写真☆ 本当に素敵でした。
新婦のeちゃんは高校時代、吹奏楽部の時の友人です。
高校に入るまで転校続きで、入学した所で卒業したことがなかった私は、
過ごした時間や共通の思い出が作る絆みたいなものを欲していて
活動的だった吹奏楽部を選びました。そこで同じクラリネットパートとなり
ずっと一緒に居てくれたのが彼女です。
振り返れば、高校三年間は部活三昧。
もっと遊べば良かったとも思うけれど、みんなと息をあわせて、
目標に向かい続けた日々は、自信をもって宝物といえます。
「単音」から「ハーモニー」が産まれるように「単色」を混ぜて「色合い」が産まれます。
聴覚と視覚と使う感覚は違うけれど、
組み合せ次第で、全く違う印象の世界を創ることが出来る。
毎日楽器のチューニングをして、見えないもの同士(音程)を合わせることをやっていたのだと思うと、
不思議です。
音楽をやっていたことが、色彩作家活動にも繋がっていると思えました。
というようなことを振り返る素敵な機会をくれた
eちゃん、ありがとう&お幸せに
部活の先輩も同期も後輩からも、いつも暖かい言葉をもらっていて感謝です。
還元していかないと!