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花結い師takayaさんの本とお香と感覚のはなし

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先日、やっと私もこの本を購入しました!
花結い師TAKAYAさんの「和婚のヘッドドレス」です。
表紙、巻頭ページは、写真家 宮原夢画さんによるもので、
ヘッドドレスの作り方という実用的なハウツー本と、モデルへの花結い作品写真が
ミックスされた、豪華本です。
花、植物×人 の写真からは力強さ、華やかさ、繊細さなど 色々な表情を感じます。
本作りにあたって、タカヤさんが企画面から色々と大変そうに動かれてたのを
知っていたので、こうやって1冊の本になったものをみると、感慨深いです。

作品集の後ろのほうには、
コラボレーション展示「人間のようなもの」の時に撮影された作品も載っています。
(私だか、誰だかわからない、人間のようなものが笑)
そして、現在、lisn青山、四条cocon烏丸では、
タカヤさんとlisnのコラボレーションによるお香第三弾が発売されています。
これも、少しお手伝いさせてもらったのですが、ガラス作家さんとの
コラボレーションの仕方を試行錯誤するという面白い制作現場でした。
 
ここで、ふわっとした感覚の話をすこし、、
「人間のような物」、このお香の撮影などで、印象に残っていることがあります。
それは 目の前が見えなくなるようなボリュームの植物を 
頭、顔周りにつけてもらった時なのですが、
視覚を遮られた私は、嗅覚に意識がいったのか、
そのときの草や、花の香りの感覚を 印象的に覚えています。 
見えてるものだけに意識をとられるのではなく、
他の感覚で全体を感じていたのだと思います。
余裕がある状態で、意識を向けないと難しいですが、この時の記憶の濃さに感心があります。。
(これは、昨年、老舗のお茶屋さんで、
15種類以上もの聞き茶をさせてもらった時にも同じことを思いました!
また後日書こうと思います)
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