8月のことになりますが、
京都ならではの貴重な体験、
舞妓さんになるバイトをしました。
今月のGQ11月号(布袋寅泰さん表紙)の京都特集の
中国の俳優フー・ビンさんの背景となっています。
京都での撮影を
TAKAYAさんがコーディネーターとしてお手伝いされていて、
舞妓さんが必要ということで、急遽私にお声がかかりました。
花結いの他に料理に、占いに、コーディネーターもって
なんとマルチなTAKAYAさん。ありがとうございました。
着付けをしてもらったのは、
東山にある「花風-かふう-」の堀切さんで、
本物の舞妓さん、芸鼓さんの着付けをされていて、情熱大陸にも特集された
本物の方でした。着付けは本当に速く、くずれず、でした。
堀切さんの奥様に、白塗り、メイク、頭をやっていただいたのですが、
舞妓さんについての優しい解説と同時平行で、
プロの手さばきで、さささーっと真っ白にしてもらいました。
メイクの仕上げとなる、唇に紅を引く時の、迷いのない筆さばきには、
本当に 感動しました。
舞妓さんの衣装、
着物・帯・かんざし・小物も季節や経験年数によってかわるそうで、
たくさんの決まり事があることを初めて知りました。
その時期、真夏の京都で、秋用の着物とカツラでの撮影は
なかなかハードかもしれないということで、
奥様にも、撮影に付き添ってもらって、
沢山ケアしてもらって、無事に終えることができました。
本当に優しかったなあ、、、
舞妓さんの着物は振り袖よりずっと重たくて、こんな大変なものを着て
長時間はんなりとして、踊ったりする本物の舞妓さん、芸妓さんを
尊敬するようになりました。
記念にお店で鞠を持った写真も撮ってくださりました。
当たり前だけど顔が白い、、、。。
この衣装とかんざしは、舞妓さんの中でも
ベテランの舞妓さんが付けられるものだそうです。
京都の文化・伝統を肌で感じるとはこういうことで、
感動した感覚は、その後の自分の絵にも影響があったと思います。
舞妓になってみたい方は花風さん、おすすめします!